さて、誰もが気になるairbnbのトラブル。
私もホストとしてairbnbスタート前は、これが一番気になりました。
だって外国人を家に泊めるって島国Japanには中々考えられないですもんね。
Google先生に「aribnb トラブル」って何度調べたことか。
きっとみなさんも一度はこのキーワードで調べた事があるはず。
ネットでチラホラ見かけるのが
「パーティーに使われて家が汚れた」
「売春宿化していた。」
など悲劇的なニュースも見ますが、それらは
「宝くじ並みの確率」
だと思いますよ、特に日本おいてはね。
周りのairbnbホストや私が受け入れてきた500人以上のゲストでも、そのようなトラブルは起こりませんでした。
でもトラブルは0ではありません。
いくつか私が経験したトラブルを紹介しましょう!
今まで私が経験したゲストとのトラブル。()はトラブル場所と出身国名
部屋の電気スイッチと間違えて非常ベルを鳴らされた。(自宅/台湾)
これは私の留守中に、電気のスイッチと間違えて非常ベルをならしてしまったらしい。
私は海外にいたので、電話でなんとかスイッチの切り方を説明。10分程ベルは鳴り続け警備会社が来る羽目に。
→ 全てのリモコン&スイッチ類には英語のシールを貼ろう
ゲストより遅く帰ったら、玄関にチェーンを掛けられていた。(自宅/香港)
0時に帰宅すると、先に帰っていたゲストが家のチェーンを閉めていた。自分の家での習慣でついついやってしまったと平謝りされました。ちなみに玄関のドア叩き続けて5分ほどで出てきてくれました。はたから見るとまるで嫁に締め出された可愛そうなお父さんでした。(香港)
→ 家のチェーンは使えないようにテーブなどを貼っておく。
ブラインドを壊された(過失)。(自宅/フィリピン)
布団を敷くためにテーブルを動かした際、バルコニーに面する扉のブラインドに接触し破損。弁償すると謝ってきたが、airbnbの補償があるからいらないと断った。
→ airbnbの補償サービスで即日振り込まれた。
あなたの作った地図が間違ってると大クレーム→後に彼女らが間違ってたと謝罪(自宅/マレーシア)
50代位の女性2人組が、私の地図のせいで駅から我が家まで2分の距離で迷ったと大クレーム。
私はチェックイン前にゲストにPhotoshopで作ったPDFをゲストに渡しているのだが、どうやらJRと私鉄に同じ駅があるのでそれと混同した模様。もちろん「同じ駅が2つあるので注意してね。」と予め記載はしてあったのだが・・・。
→ このケースでこっちが折れてしまうとレビューに響く可能性が高い。相手を立てながら、正当性を主張しよう。
一方的なコミュニケーションが好きな女性の話を聞きすぎて、妻が疲れて風邪をひいた。(自宅/マレーシア)
airbnbの楽しみの1つにゲストとの交流があるが、たまに無類のおしゃべり好きがいる。愛想のいい私の妻は3時間も一方的に話を聞かされ、その日の夜から高熱にうなされた。ウソのような本当の話。
→ 自分が逃げれるスペース(寝室など)に逃げ込もう。タイミング逃したら電話がかかってたフリという王道の言い訳もあり。
道に迷ってお巡りさんから電話。(自宅/フランス)
これは自宅に向かうゲストが駅から迷った時の話。まだ地図をPDFで作る前だったので、文字で説明していました。
お互い第二言語での説明はミスコミュニケーションになりやすい。結局たまたま通りかかった警察がパトカーで送ってくれた。この事件がPDFを作るきっかけになった。(フランス)
→ チェックインや鍵の受け渡し情報は文字だけでなく写真を多用しPDFをにまとめよう
ポケットwifiをチェックアウト後持っていかれた。(自宅&まる貸し/オーストラリア)
ゲストがチェックアウト後にwifi本体とケーブルを持っていってしまった!たまたま近くにいたので持ってきてもらい無事解決。
→ 替えの効かない備品には全て「airbnb」とかいたシールを張る。それ以来こういったトラブルは0件。
Wifiパスワードが間違ってる!!!小文字のaをd、数字の9を英語のgと認識。(まる貸し/シンガポール・USAなど)
これは何度注意しても起こりえるミスです。ウェルカム感を出すためにハウスルールやメッセージを手書きで書いて壁に貼っていたが、国により文字のクセがかなり異なるのでご認識が多発。aとd、9とq、0と6なども間違われやすいので注意が必要です。
→ よっぽど文字に自信がある人以外は、PCで作った資料を渡すようにしよう。
近隣住民からのクレーム(特に何もしていない。ただウェスタンフェイスが増えたかららしい)(自宅)
ファミリーマンションなので外国人に不信感を持った近所の人が管理会社に通報。特に迷惑をかけたわけじゃないが、外国人がなんとなく不安だったらしい。管理会社から注意を受け、その物件ではairbnbが出来なくなりました。
→ 賃貸物件で大家に許可をとらずairbnbをするべきではない。
エアコンや冷蔵庫、wifiが壊れたー的な。(まる貸し/)
なぜかまる貸し物件によくある出来事。エアコンや冷蔵庫が壊れたとクレーム。30数年生きてきて家電が壊れたことなんてほとんどないのに。。。
→ 防ぎようがない。強いて言えば日本製で揃えるか・・。
結婚式の司会中に電話がかかってきて、後でかけ直すというとクレームとしてレビューに書かれた。(まる貸し/タイ人)
金沢から大阪に向かいたいんだけどどうすればいい?と結婚式の司会中に電話。数分事情を話して電話を切ったがレビューにはかなりお怒りのコメントが。繁忙期だったので値段を通常の倍近くに設定していたので余計に対応に不満が残ったのだろう。
この場合、もう少し詳しく書くと「JRパスを持ってるんだけどあなたのくれたナビゲーションPDFより、こちらの方法がベターなんじゃないの?」て内容。乗り換え回数が増えるのであえて書いていない経路だったが、節約したいゲストからすれば非常に重要な事だった模様。
ちなみにゲストはチェックアウト後、「総合評価・コスパ・ロケーション・正確性・清潔さ・コミュニケーション」の評価を星の数で公表できるようになっている。総合評価は4か5しかなかったのに初めて3をつけられてしまいました。
通常はそういった特定はできない仕様になっているが、初めての3だったのですぐわかった。詳しくは別記事にて紹介します。
→ JRパスを持っている場合とそうでない場合の両方をPDFをに記載
インド人が炊飯器でカレーを炊いたand意味不明な調味料が詰まった。(まる貸し/インド)
実はこの記事を書きながらハウスキーパーさんからこの報告がありました。炊飯器の中と蒸気が噴き出る部分緑色に変色した模様。(ちなみに黄色ではない、なぜか緑色)
→ 炊飯器にお米をたく以外に用途に使用しないでね、とシールをはる。マジでか。
同性愛者(推測)の宿泊。(まる貸し/U.S.A)
これをトラブルとしてまとめるのはどうかと思うが、コミュニケーションのために顔を出しに行った時に同じベッドでくっついていたので目のやり場に困った。。。断定はできないが限りなくクロに近い。チェックアウト後の部屋はキレイだった。
→ ホストも宿泊を拒否することもできるが、私は気にしないので受け入れている。
トイレットペーパーをゴミ箱に捨てる(両方/東南アジア各国)
これは東南アジアのゲストあるある。非常識と思わないでくださいね。
使用後のトイレットペーパーを便器に流せるのは、ほんの一部の国だけですから。
→ 便器に座って目の前の扉か壁に、その旨を知らせた紙をはろう。
精神疾患を持ったゲストの宿泊(自宅/香港)
恐らく自閉症を持った子供(20代)の家族。コミュニケーションが出来ないため、土足で上がったり、勝手に立ち入り禁止の他の部屋に入ったり、トイレは尿が飛び散っている、風呂の扉が外されている(?!)などなど。
親も全く注意せず見て見ぬふりでした。差別する気は毛頭ないが、最もストレスのたまったゲストさんであったのは間違いありあません。
ちなみに大きな物損などはありませんでした。
→ airbnb社に事情をメールしたが返信がない。
深夜の0時に関空について電車がないことにお怒り(まる貸し/シンガポール)
タイトルの通り。そこまでこちらが責任を取る必要はないと思います。
→ こういう理不尽な人は恐らく人にまともに相手されないため、少し丁寧に接してあげると機嫌がよくなり高レビューにつながりやすい。実際にタクシーで向かったので、家に着くまで起きてメールで様子伺いしてたら感動したらしく高レビューにつながった。
番外編:20代のフランス人女子達がTシャツとパンツだけ履いてリビングでくつろいでいた。(自宅/フランス)
天にも昇る気持ちでした。
airbnbをやっててよかったと心から思えた出来事でした。
以上の用に悪質なトラブルはほぼありません。
うっかりミス、又は文化の違いにも影響してくるのかもしれません。
別の文化を許容するというのは中々日本では経験できないので、
個人的には多少のトラブルもいい経験として処理できていると思います。
One thought on “インド人が炊飯器でカレーを作る?!airbnbであった実際の過去のトラブル/まとめ”